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お知らせ

【御礼】夜咄 無事終了


夜咄(よばなし)とは、和蝋燭の炎で秋冬の夜長を楽しむ茶事です。
今回は4日間にわたっての開催となりました。懐石料理の代わりに、菌屋でお好きなように食事やお酒を召し上がって頂き、そして、お茶席へ誘うという流れで行いました。
茶席の和菓子は、枡方にあるの歴史ある和菓子屋 寿々木さんからのもので、ほの暗い中での華やかさを添えて頂きました。

2020年BYの穏、菌屋のぬか漬け
寿々木さんの和菓子「水仙」

生徒さんがお点前
茶席では、茶の湯教室かぜのま の生徒さんがお点前を担当しました。お稽古では、仲間内でお茶を点て合っているので、今回のように初めてお会いする方にお茶を点てるのは、とても良い刺激になったのではないかと思います。
また、生徒さんの中には初めて着物を着る方がいらっしゃったりと、様々な新しい “きっかけ” が生まれるのも、イベントの楽しさでもあります。

和蝋燭(わろうそく)
和蝋燭は、芯が太いので火力があり、夕日のようなオレンジ色の炎になります。また、芯の内部が空洞なので空気が流動しやすく、いつでも炎が揺らめいています。この和蝋燭が妙に集中しやすい空気感を作り出し、日常と違った幽玄的な茶空間を作り出しました。


また、暗くて抹茶やお湯、お客様の様子が見えづらく、”勘” が鍛えられるなど、繊細で大事な要素も加わりました。蝋燭の火で生活をしていた時代の人々は、鋭い感覚や察する力が強かったのでしょうね。

御礼
最後に、お茶の生徒さん、寒い中お茶を飲みにお越しくださった皆さん、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
季節ごとに様々な茶事があるものです。次は春の野点でしょうか。またの茶事をどうぞお楽しみに。

橋本陽子









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